鼻ほじったことある?☆Why Pick on ME?(MARVIN REDPOST2)

Marvin Redpost #2: Why Pick on Me? (A Stepping Stone Book(TM))
こんにちは、pekoママです。今日は、アメリカの学校生活が垣間見られる洋書(英語)の児童書「MARVIN REDPOST」シリーズの2、「Why Pick on Me?」をご紹介したいと思います。
この児童書は、以前にとってもおもしろいと紹介した「Holes」と同じく、Louis Sacharです。彼の本は、ストーリーも引き込まれやすく、おもしろいのでおすすめです。

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Marvin Redpost #2: Why Pick on Me? (A Stepping Stone Book(TM))
by Louis Sachar

主人公Marvinは3rd gradeの普通の小学生の男の子。NickとStuartという毎日遊ぶ親友もいます。
ところがある日、ボールゲームでボールがラインを越えたかどうかで、Marvinはクラス一体がでかくて強いClarenceともめてしまいます。ラインを越えたと主張するMarvinに、Claranceは、「Marvinは、ボールを見てなかっただろう。鼻くそほじってただけだろう!」と言い放ちます。その一言のせいで、Marvinは「鼻くそをほじってる」とうわさになっていきます。
日に日に、状況は悪くなっていきます。楽しかった学校生活は、まさに、「It got worse…」。真相を知っている親友たちさえも、仲よくしていると同じように鼻くそほじってると思われるからと距離を置き始めます。そして、とうとう先生さえもそのうわさを本気にしてしまい…。
やけくそになるMarvinに家族たちも相談に乗りますが、そんな時4歳の妹が、「なんで、鼻くそほじっちゃだめなの?私はするけど。」の一言が!
ん、言われてみれば。父さんも鼻くそほじったことあるぞ、お兄ちゃんだって。あら、お母さんもよ。
そこで、Marvinはあるいい考えを思いつくのです!学校の課題の調査を「あなたは鼻くそをほじったことがありますか?」にしようと。

このお話を読んでいて、クラスで孤立してしまうのは、きっとこんなささいな事から、大きくなってしまったりするんだろうな~と考えながら読み進めていきました。けど、このお話のいいところは、最後はひとつ成長したMarvinが見れることです。課題の調査のために、クラス中に「鼻くそほじったことがあるか?」を聞いて回ります。そして、とうとう校長先生までにも(笑)。正直に答える校長先生が素敵です。
根も葉もないうわさをみごとに逆手にとったMarvinに拍手を送りたい(笑)
Have you ever picked your nose?
私の答えは「Yes」です(笑)

この「MARVIN REDPOST」はシリーズで1~8まで出ています。今回1と2を読んでみたのですが(この記事で紹介したのは、2です)、1もおもしろかったです。そして、文章も比較的簡単なのでスラスラ読めてしまいます。
シリーズ全部読破したいと思います!

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超有名な児童書☆HOLES (クリックで記事にとびます)

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