こんにちは、pekoママです。日本では2学期が始まって2週間ぐらいになりますが、皆様のお子様の様子はいかがでしょうか?
我が家の息子のプリスクールも今週から始まり、息子は楽しく通っているようです。家で、「きょうね~せんせいがね~」って思いだし笑いしながら話す息子に、去年より楽しんでいるなというのが感じられます!
さて、今日の洋書(英語)絵本の一冊は、「Hands Off, Harry」です。この英語の絵本を読めば、アメリカのプリスクール・キンダーガーデンの様子がまるわかり!アメリカの教育を知ることができるおすすめの絵本です。
Kindergators: Hands Off, Harry!
by Rosemary Wells
この絵本は、Lolaというワニの女の子のこんな会話からはじまります。「今日学校で何があったかあててみて!」「話してみて、Lola…」
Lolaは、同じクラスのHarryのことを話し出します。Harryはむしろ向きで教室に入ってきて、みんなにぶつかったり、クラフトしている子にちょっかいをかけたり、絵の具でお絵かきしている子をびっくりさせて、洋服を汚してしまったり。とにかく、問題を起こします!(いるいる、クラスには一人ぐらいいますよね!)そのたびに先生に「Time-Out」を言い渡されて、Thinking Chairに座らせられます。先生は、「手は何に使うの?」と諭すと、周りの友達が「Shake a hand! Hold a hand! Lend a hand!」と答えます。だけど、Harryは反省するどころか、またお友達の邪魔をしに行ってしまいます。
クラスのみんなは、Harryはpersonal spaceがどこなのかを知らないといけないと言い、うきわをHarryにつけることを提案します。
うきわをつけたHarryは、personal spaceについて考えていきます。そして、personal spaceを体験したHarryは…。
この英語の絵本の中には、日本の学校では知らないようなことが書いてあり、とても参考になります。
たとえば、Time-Out。アメリカでは、言うことを聞かない子供にTime-Outを言い渡します。Time-Outを言われた子供は、みんなの遊んでいる輪から離れて一人で反省するよう言われます。私が息子のプリスクールに見学に行った時も同じような光景を見ました。お友達を押したりした子が先生に呼ばれて、離れた椅子に一人で座っていました。
それから、parsonal spaceについて体感したHarryに先生がshow-and-tellをさせます。
このshow-and-tellもアメリカの学校ではよくあります。何かを見せて、みんなの前でそれを説明するのです。前に出て発表のような感じですね。
うちの子供たちはまだ小さいのですが、このshow-and-tellはやっています。自分の大事なものなどを袋に入れて学校に持っていき、その宝物をクラスのみんなにみせて紹介するというようなことをやっています。小さい頃から、みんなの前で話す訓練ができているのかもしれませんね。
アメリカの幼稚園や小学校ってどんなのかなと思ったら、ぜひ読んでほしいです!
ちなみに、アメリカの子供たちはあぐらをかきます。
日本の子供たちは、体育座りをするように言われると思いますが、アメリカでは先生たちはあぐらをかくようにいいます。みんなで丸くなって集まった時や、絵本の読み聞かせの時など、地べたに座らせる時はあぐらです。その体勢を”Criss Cross Applesauce”って言うんです。先生が”Criss Cross Applesauce”と言うと、子供たちは地べたにあぐらをかいて座ります。
うちの子供たちもすぐあぐらになります。
日本人の私から見ると、娘がすぐにあぐらをかくのを見ると、「あしー!パンツ見えてるー!」と言いたくなりますが…。