ある男の子のハロウィン絵本☆A Tiger Called Thomas

A Tiger Called Thomas

≪今日の一冊、心温まるハロウィンの洋書(英語)絵本≫

こんにちは、pekoママです。今日ご紹介する洋書(英語)絵本は、「A Tiger Called Thomas」です。
こちらもハロウィンを題材にした絵本なのですが、主人公の男の子を見守る周りの人たちのやさしい気持ちが伝わる心温まるお話に仕上がっています!
大人の人にもおすすめです。絵も繊細で、素敵ですよ!

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A Tiger Called Thomas
by Diana cain Bluthenthal

主人公の男の子、Thomasはとってもいい子です。しかし、家族と一緒に新しい家に引っ越してから、「新しい近所の人たちは僕のことを好きになってくれない」と思うようなってしまいました。それで、誰とも遊ばずに、玄関前のポーチにずっと座って通りを眺めてばかりいます。ママが、「Marieと遊んだら?」と勧めても、「多分、あの子は僕のこと好きじゃないと思う」と言って遊びません。近所の黒猫を飼っているおばあさんも、背の高いGeraldも、いつも庭で植木の世話をしている女の人も、黒いプードルを連れているおじいさんも。みんな「僕のことは好きじゃないと思う」と言って、玄関先から動こうとしません。
ハロウィンの日、トラに変装したThomasは、「きっと誰も僕ってわからないな」と思い、近所にTrick-or-Treatに出かけます。まず、毎日お庭のお手入れをしている女の人の家を訪ねて、オレンジキャンディをもらいます。お礼を言うThomasに、女の人は、”You’re welcom, Thomas.”と言います。トラに変装しているのに!そして、次にMarieの家に行くと、Marieのママが「明日遊びにおいで、Thomas」!次の家も…。

引っ越しをして、なんとなく近所になじめないThomasを近所の人が温かく見守っている様子がわかるハロウィンの洋書(英語)絵本です。きっとお母さんが近所の人に相談したのかな?いつも玄関先で一人、外を眺めているThomasをみんな気にかけていたことでしょう。読み終わると、心が温まるいいお話です。

ところで、こちらの絵本!図書館には、何冊も置いてありました。表紙の絵が違うバージョンもあったのですが、日本のアマゾンになかった。
あったのですが、海外からの取り寄せのみしか出てきませんでした。古い本なんでしょうか…。素敵なお話なのに、もったいないな~。
前回、日本のアマゾンの検索に出てこない絵本はない!と言ったばかりなのにごめんなさい。こちらの絵本は、アマゾンで出てくるんですが、アメリカからの発送しかないみたいです。。。

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